体験型の謎解きイベント「アドベンチャーハイク」が12月22日、広島・比治山公園内(広島市南区比治山公園)で開催される。
参加者がプレーヤーとなりフィールドを探索する謎解きゲームは広島国際青少年協会(中区八丁堀)が主催する。広島市現代美術館の周辺を中心に、3人1組で謎を解きながら宝を探していく。参加人数は30人を見込む。
出題するクイズは全部で6種類。スタッフでアイデアを出して決めたという。このほか、ゲームを有利に進めることができる補助アイテムとして約300枚のカードも用意する。「クイズの難易度を少し上げている」と同事務局の重本遼佑さん。参加者は大学生や社会人が多いという。
同協会では、青少年を対象にしたイベントを2~3カ月に1回のペースで開いており、2年前からボードゲームカフェなどのゲームを主催。大人を対象にした同イベントは今回が初めてだが、小・中学生を対象にしたサマースクールなどで、オリエンテーションとしてアドベンチャーハイクを導入。これまで3回行い、「大人も楽しめるのでは」と企画した。
隠されている宝を見つけたチームが優勝だが、「謎を解いていく過程を楽しんでほしい」と重本さん。「知恵を絞り、他のパーティーとの駆け引きを楽しんでもらえたら」とも。参加対象は高校生以上で、現在は大学生や社会人の参加が目立つという。イベント終了後には、解答説明を兼ねた打ち上げを予定する。
開催時間は9時30分~13時30分。参加費は、ソロチケット(1人用)=1,000円、パーティーチケット(3人用)=2,700円。