![イベントは市内の自転車店にチラシを配布するなどしてPR。広島市内を中心に山陰や四国からも参加者がある](https://images.keizai.biz/hiroshima_keizai/headline/1385471163_photo.jpg)
「ママチャリ4時間耐久レース」が12月8日、県北の「TSタカタサーキット」(安芸高田市)で開催される。
競技用の自転車に比べて、性能に差が出にくい家庭用のシティサイクルに乗って、1周1.5キロのサーキットを走る参加型のチーム競技は同会場でオートバイのイベントを開いてきたレイステック(広島市南区向洋新町3)が主催。交通安全やルール、マナー意識の向上などを目的に初めて開く。
参加者は会社や学校の仲間、家族など幅広い。1チーム1人~10人制で、各チームでペースや時間を配分しながらレースを展開する。「ピットインで休憩するなど、自分の体調に合わせて調整できる」と同社の汐崎英治さん。チーム参加を重要視しており、「絆づくりや親睦会としても機能すれば」とも。
自転車は原則、各自で持ち込むが貸し出しも受け付ける。小学生以下の参加者は、子ども用の自転車での参加が可能。車輪は26インチ以下、変速ギアは8段以下などの車両規則も設けた。参加クラスはジュニア、ファミリー、レディース、一般の4つ。上位3チームに加え、パフォーマンス賞やチームワーク賞、シニア賞を用意した。「モータースポーツ会場に足を運んでもらうきっかけになれば」と汐崎さん。スポーツへの貢献にも意欲を見せる。
募集チーム定員は100チーム。開催時間は11時30分~16時。参加費は1チーム1万円。申し込みは12月2日まで。