広島になじみのある青きな粉を使った「青きな粉ドロップ」の売れ行きが好調だ。
青きな粉ドロップは上万糧食製粉所(広島市安佐南区伴2)が今春発売した新商品。主力の青きな粉を使った商品開発の会議で営業マンの男性が発案したことがきっかけで誕生した。
青きな粉は、光に当たってしまうと色が飛んでしまうため、商品開発では生地に練り込むなどの工夫が必要だが、同商品では缶に入れることで防ぐ。
「遊び心を加えた商品」と同社の栗栖恭一社長。「青きな粉の多様性を広島から発信していくための『話題作り』になれば」とも。今後も菓子などとのコラボを検討する。
価格は500円。広島県観光物産館「山海ステーション」(南区宇品海岸1)や和菓子店「もみじ庵堺町本店」(中区堺町1)、東京・銀座の広島県アンテナショップ「TAU(たう)」の店頭に並ぶほか、フードフェスティバルなどのイベントでも販売する。