広島パルコ新館(広島市中区新天地)で10月10日、レゴブロックで作った世界遺産を集めた「PIECE of PEACE-『レゴブロック』で作った世界遺産展」が始まった。
レゴブロックで世界遺産を作ったチャリティーアート展は2003年から全国で開催。ユネスコ世界遺産活動を応援しようとプロジェクトを立ち上げ、これまで約200万人が来場した。広島では10年ぶり2回目の開催となる。
会場には、「厳島神社」や今年、新たに世界遺産に加わった「富士山」も登場。「モン・サン=ミシェル」(フランス)や「サグラダ・ファミリア」(スペイン)、「ピサの斜塔」(イタリア)など、世界27カ国の世界遺産40作品をレゴブロックで再現した。
このほか、国内外のアーティストやクリエーター、ミュージシャンなど、文化人からのアート作品やメッセージなども並べる。「カルチャーを通して広げていこうと続けてきたが、200万人の方に来ていただく企画に成長した」と統括プロデュースの梶原毅さん。「小さな世界遺産を巡るような形で多くの方にお越しいただけたら」とも。
開催時間は10時~20時30分(最終日は17時閉場)。入場料は、中学生以上=300円、小学生=100円、小学生未満無料。今月28日まで。