日本各地の伝統工芸メーカーの集積ショップ「大日本市」(TEL 082-569-7460)が10月10日、広島パルコ(広島市中区本通)にオープンする。ファッションビルへの出店は全国初。
セレクトショップと異なり、日本各地の伝統工芸メーカーの店が集まった同店は、「伝統工芸=百貨店=60代中心」という構図からの脱却を目指し、30代を中心に生活工芸を販売しようと新館3階フロアに出店する。店舗面積は41.7坪。
主力商品は、「日本の布ぬの」をコンセプトにしたテキスタイルブランド「遊中川」の洋服やバッグなどの生活雑貨。このほか、洋服などを扱うライフスタイルブランド「粋更kisara」や長崎県波佐見町から発信する波佐見焼ブランド「HASAMI」、日本最大のかばんの生産地として知られる兵庫県豊岡市で「しごとのかばん」をコンセプトにした「BAGWORKS」など、1200アイテムをそろえる。コアターゲット層は30代女性。平均客単価は3,500円~4,000円を想定する。
広島パルコは今秋、2008年以降で最大規模となるリニューアルを実施する。キーワードは、「オトナの男女に向けた新しいパルコ」。エリア初登場11店舗を含む19店舗の新店とリニューアル17店舗の計36店舗、約937坪を改装する。
営業時間は10時~20時30分。