見る・遊ぶ

広島三越でダウン症の書家が「席上揮毫」を披露-「飛翔」描く

ダウン症の書家金澤翔子さん(写真右)と母の泰子さん

ダウン症の書家金澤翔子さん(写真右)と母の泰子さん

  • 0

  •  

 ダウン症の書家金澤翔子さんが1月23日、広島三越(広島市中区胡町)で席上揮毫(きごう)を披露した。

同時開催する「大黄金展」の書も金澤さんが手掛けた

[広告]

 金澤さんが担当したNHK大河ドラマ「平清盛」の題字など、額装を中心に集めた作品、約100点を今月22日から展示する同店。会場の中央に用意した半紙の周りには、見学用の整理券を手にした客、約100人が円を作った。

 両手で大筆を持ち、描いたのは、「飛翔」の二文字。1枚当たり縦約100センチメートル、横150センチメートルの半紙を目いっぱい使い表現した。「みなさんに飛び立ってほしい」と金澤さん。同じく書家で、金澤さんの師匠でもある母の泰子さんは昨年、金澤さんの骨折により、同店での席上揮毫(きごう)が中止になったことから、「昨年のリベンジができた」と笑顔を見せた。

 書展の開催時間は、10時30分~19時30分(最終日は17時まで)。今月27日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース