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広島レモンを使ったスイーツ開発-来年の菓子博に合わせて商品化

11月21日に開いた基本レシピ作成校と企業との顔合わせ会

11月21日に開いた基本レシピ作成校と企業との顔合わせ会

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 2013年に広島で開催される「第26回 全国大菓子博覧会・広島」(通称「ひろしま菓子博2013」)に合わせて、広島レモンを使ったスイーツの開発が進んでいる。

広島レモンスイーツの試作品

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 生産量日本一の広島レモンを使った商品開発は、広島県菓子工業組合が県内の農産物を使った新しいブランド菓子作りの検討を開始したことがきっかけでスタート。昨年10月には、県に提案した「瀬戸内海を生かした特産品づくり」が補助事業として認定を受けた。

 新商品のレシピは、県内で製菓コースを持つ広島製菓専門学校など5校に依頼。製品化に向け、県やJA広島果実連、広島県洋菓子協会も協力する。各校が提案したのは、レモンを使ったクッキーやブッセ、大福、ドーナツなど17品。モーツアルトややまだ屋、平安堂梅坪など参加企業16社のうち7社が商品化を進める。

 11月21日には、広島商工会議所ビル(広島市中区基町)で基本レシピ作成校と企業との顔合わせ会を開催。「土産として持ち歩けるよう工夫した」「クラブ活動を通してレモンスイーツの開発に取り組んだ」など、各校から発表があった。

 今後も試作品の披露を数回にわたって実施。「ひろしま菓子博2013」でのお披露目を予定する。

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