節分を3日に控え、JR広島駅南口近くの愛友市場内で豆菓子を販売する「イシカワ駅前支店」(広島市南区松原町、TEL 082-261-8311)でも完売する商品が出ている。
店頭にワゴンを並べ販売している同店は、1962(昭和37)年にオープン。東雲に本社を構える「イシカワ」が経営する。店内では年間を通して、千葉県産「南京豆」「バターピーナッツ」、北海道産「黒大豆」やはじき豆などの豆菓子やナッツ類、珍味などを販売している。
節分用に「鬼」「福」の文字や同社オリジナルのキャラクターがパッケージに入った商品は例年、正月三が日明けから店頭に並ぶ。商品数は10種類前後で入荷の数量が少ない、おたふくの仮面が付いた豆菓子は完売しており、「五色豆を使用した豆菓子も残りわずか」と従業員の亀井道子さん。1袋90円から販売する。
店を構える市場全体の消費が落ち込む中、年間を通してよく商品が売れる明日、直前に購入する客も多いことから、最後の追い込みに期待を寄せる。
愛友市場は、広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業の該当エリア。敷地内には、家電量販店「デオデオ」やスポーツ施設を誘致する商業棟(地下1階、地上8階)と分譲、賃貸住宅を導入する住宅棟(地下1階、地上49階)を計画。敷地面積は9660ヘクタール、建築面積は8770ヘクタール。竣工は2015年を目指す。総事業費は266.3億円。
営業時間は7時~16時。日曜定休。