今年8月、約3年ぶりにリニューアルオープンした広島県内で唯一の水族館「みやじマリン」(廿日市市、TEL 0829-44-2010)が12月31日に初めて営業することが分かった。
例年、12月26日~31日までを休館日とし、1月1日から開館してきた同館。リニューアルオープンした今年は11月ごろまで、土日を中心に20分ほど入館待ちの列ができることもあったが、「現在は落ち着いている」と廿日市市環境産業部宮島水族館経営課の矢野利昭さん。当初、目標としてきた来館者数をすでに達成するなど好調だ。
リピーターの獲得に向けては、アシカライブなどイベントの内容も定期的に組み替える工夫も。年間パスポートは現在、2000人以上が購入しているという。31日の開館は、年末年始に宮島への来島者が増加することも要因として大きい。
現在、2羽のペンギンと来館者が記念撮影をできる「ペンギンクリスマス撮影会」を開催。クリスマス仕様に装飾したステージを用意し、休日には小さな子どもを連れたファミリーやカップルなどでにぎわいを見せている。
同館では、1月1日から来年の干支(えと)である「辰(たつ=龍)」にまつわる展示「ドラゴン展」を開催。タツノオトシゴや龍にまつわる生物の展示、飼育の紹介を予定する。
開館時間は9時~17時。入館料は、一般=1,400円、小中学生=700円、幼児=400円、4歳未満無料。