![「季節感を感じてほしい」と花を飾ったり、季節のフルーツを提供するバー「バートレ」](https://images.keizai.biz/hiroshima_keizai/headline/1323259117_photo.jpg)
白をベースにしたフリースペースのような空間が特徴的なバー「bar tre(バートレ)」(広島市中区流川町、TEL 082-545-7330)が11月9日、広島・流川にオープンした。
バーを開いたのは、バーテンダーとしての経験を持つ倉橋裕さん。飲む場所の選択肢にバーがないと感じ、「飲み方の提案にバーを加えたい」と出店した。利用対象に据えたのは、「ある程度アルコールに成熟している」30代。敷居を下げた店を開くことで、バーの文化を認知してもらう狙いもある。
店舗面積は約10坪。店内は「主張しないように」白を基調に統一。しっくいに墨を染み込ませたバックバー下に、アルコールのボトルを収納することで、すっきりとした印象を与える。席数は、カウンター=7席、テーブル=1卓4席。什器に使用する「素材にもこだわった」と倉橋さん。木や石、鉄など、時間を重ねる度に変わっていく「雰囲気を楽しんでもらえたら」とも。
アルコールはウイスキー(600円~)やカクテル(700円~)、ビール(500円)など、洋酒を中心にそろえ、ワインボトルは3,000円台~3万円台まで価格帯に幅を持たせて提供。「(利用客に)使い方を選んでほしい」と開店時間も、待ち合わせや食事前に立ち寄れるよう早めに設定した。客単価は2,000円。
今後は、「人が集う場にしたい」と倉橋さん。情報交換ができる、活気のあるバーを目指す。
営業時間は18時~翌2時。