東北地方太平洋沖地震、被災地へ広島からも支援続く

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 3月11日14時46分ごろ東北地方太平洋沖で発生した地震を受け、広島から被災地へ支援部隊や物資が送られている。

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 地震発生日、広島DMAT(災害派遣医療チーム)は4チーム25人を海上自衛隊の輸送艦で集結地に指定した「仙台医療センター」へ派遣。広島赤十字・原爆病院は日本赤十字社医療センター(東京都渋谷区)に救護班を送った。

 広域搬送の受け入れ医療態勢や被ばくに関する医療チームの派遣準備も進める。2010年10月31日より定期便が運休となった広島西飛行場(広島市西区観音新町4)では、広域搬送の受け入れ態勢を協議。広島大学緊急放射線被ばく医療推進センターの医療チームや放射能測定チーム派遣も準備する。

 12日に応援要請を受けて編成した広島市消防局の部隊は3月13日、進出拠点である宮城県「箱塚グランド」(宮城県名取市)に到着。「緊急消防援助隊広島県隊」として活動を予定するほか、広島市消防航空隊は、岩手県内で救助活動を続けている。

 被災県からの依頼に基づいて送る物資は、毛布2万枚を宮城県富谷町に提供。13日に3,300枚を発送。残りも本日中に送るという。ボランティアの窓口となる広島県社会福祉協議会では、地震発生日にボランティアや義援金の募集など情報を案内するトピックスを新設。現在、被災状況や現地のニーズを確認しており、受け入れ態勢が整い次第、募集を開始する予定。

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