広島城からも近い中央公園(広島市中区基町)で10月30日から2日間にわたって行われる食の祭典「ひろしまフードフェスティバル2010」で「広島てっぱんグランプリ」が初めて開催される。
広島や府中、竹原、呉など県内8カ所から、ご当地のお好み焼きを集めた同イベント。広島の「肉玉そば、イカ天入り」のほか、B-1グランプリに県内から唯一参加した「府中焼き」や酒かす入りの「純米吟醸たけはら焼」、ピタパンに具材を詰めた「坂ようよう焼き」、三原特産のタコをふんだんに使った「三原やっさ焼き」、麺の代わりに米を入れた「庄原焼き」などが登場。
当日は、1枚で4分の1サイズのお好み焼きを食べることができる4枚つづりのチケット(500円)を会場で販売。グランプリは、出展者が提供したお好み焼きの数量と、購入客が投票する「おいしかったお好み焼き」の合計で決める。31日に会場内で表彰式を予定。
広島・尾道と大阪を舞台にした、テレビドラマ「てっぱん」の放送も意識した同イベントは、今年度「食」をテーマに活動を行う、広島経済同友会の観光振興委員会が主催。広島名物の「お好み焼き」にスポットを当て、県内外から多くの人が集まるフードフェスティバルの会場で開催を決めた。出展するお好み焼きは、広島経済同友会の各支部が推薦した。「てっぱんグランプリ」への来場者数は2日間で約1万人を見込む。
開催時間は、30日=10時~17時、31日=10時~16時。