今年創業53年を迎えた広島本通り近くの中華料理店「中国飯店」(広島市中区紙屋町1、TEL 082-247-0050)が3月8日、リニューアルオープンした。
ボリュームのある料理を提供することで定評のある同店は1月末に前経営者が営業に終止符を打ったため、給食弁当をメーンに手がけるランチセンター(西区小河内町2)が経営を引き継いだ。
リニューアルでは、壁紙や床、テーブルなどの什器を一新。価格も全体的に30~50円下げた。料理長の王(ワン)さんらスタッフは以前と変わらないことから「料理の味やボリュームはそのまま」と同社の武田浩明社長。店舗は4階建てで、総面積は約110坪。席数は1階=テーブル42席、2階=座敷45席、3~4階は貸し切り時に利用する。
メニューは、中華総菜2品とご飯、スープがセットになった「日替ランチ」(700円)、中華総菜2品を酢豚、エビのチリソースなど8品から選べる「選べるランチ」(890円)のセットメニューのほか、「海老炒飯」(650円)、「カニ炒飯」(750円)、ラーメン(500円)、皿うどん(650円)など。夜の宴会利用には「飲み放題」をセットにしたコース料理(2,980円~)も用意し、20代の利用客も取り込んでいく。利用客には30~40代のビジネスマンが多く、客単価は昼=780円、夜=900円前後。
営業時間は、ランチタイム=11時~15時30分、16時30分~22時。日曜定休。