広島にサバイバルゲーム専用有料フィールド-開場ゲームに80人参加

TAMADAスポーツランドで開催したサバイバルゲーム「BIGWOOD杯」の様子

TAMADAスポーツランドで開催したサバイバルゲーム「BIGWOOD杯」の様子

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 サバイバルゲーム「サバゲー」の有料フィールドが広島に――造園・土木工事やスポーツ事業を行う「タマダ」(広島市安佐北区可部5)は5月24日、広島で初となるサバイバルゲームのフィールドを「TAMADAスポーツランド」(大林町、TEL 082-818-7198)にオープンした。

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 有料施設としては中国エリア初となるサバイバルゲームフィールド。同社では、「100人~200人の需要があるのでは」と開業を決めた。同日は、オープニングイベントとして「BIGWOOD杯」を開催し、女性3人を含む約80人がゲームに参加した。これまではフィールドを持っているチームが個人的に「サバゲー」を楽しんでいたのではと推察するのは同社の山田さん。ネットやブログでチェックすると、中国エリアで個人が所有するフィールドは20~30以上あったという。

 参加者には30代が多く、中には20年近くやっている人も。「サバゲー」は格好など外観の問題もあるため、戦争アレルギーでゲームに引っ掛かる人もいるかもしれないが、雪合戦の服装が違う「スポーツ」と認識。同施設では、ルールも厳しく決めている。

 同施設内にはフィールド2カ所を用意。会場全体が山で、楕円(だえん)形に近い形のため、長方形に見立てて計算した広さは約22,000平方メートル。両フィールドは少し離れているが、場内の専用通路を通って行き来が可能。

 広島での需要については、迷彩服にBB弾を込める銃と「戦争ごっこ」に間違われることや格好に抵抗のあるプレーヤーも多く、自分からサバゲーをやっていると言わないため、「人数把握が難しい」(同)とも。

 同フィールドの一般利用料金については、個人所有も多いことから「迷っている」と山田さん。全国の有料施設の料金も参考にしながら、現在は1人あたりの入園料=500円、参加費=1,000円をめどに運用している。

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