何げない生活を楽しむ――がコンセプトの雑貨店「Tanemaki(タネマキ)」(広島市中区大手町2、TEL 082-245-3755)は5月3日~5日、挙式で使う封筒に押印する「お車料」「お礼」の印鑑を彫る「ケシゴム印鑑教室」を開講する。
同店が挙式をサポートする「タネマキウエディング」を始めたのは、2007年7月から。利用客から販売していた雑貨を引き出物として使用したいと申し出があったことがきっかけで、引き出物やウエルカムボード、リビングピロー、ペーパーアイテムや婚約・結婚指輪などを取り扱うようになった。
ウエディングと消しゴム印鑑教室の講師を担当するのは同店スタッフの倉本茉衣さん。これまで、ウエディングプランナーやウエディング情報誌の営業・カウンター業務を行ってきた倉本さんは「ウエディングは1回すると抜けられなくなる」とウエディングに関わり続けている。
印鑑教室は、同店でウエディング用アイテムとして販売していた封筒(1枚150円)に押してある「お車料」「お礼」の文字を自分たちで彫るというもので、「簡単に作れるのではないか」(同)と、今回教室を開いた。彫る文字は、結婚を予定している利用客は「お車料」「お礼」のどちらかで、一般客はアルファベット一文字。材料ははんこ制作向けの固めの消しゴムで、道具は100円ショップで購入できるカッター。省スペースで手軽に楽しめることから一般客も参加できるようにしている。
制作所要時間は15分~20分で、誰でも簡単に彫ることができるという。同店のウエディング利用客は1カ月約10組。同教室には、ウエディング・一般ともに女性同士での参加が多く、一般客は30~40代と手作りに興味を示す主婦層が多いという。
開催時間はウエディング=11時30分~、一般=15時~19時。ウエディングは要予約。参加費は500円。ウエディングは各日定員10人。教室は同店4階のギャラリーで開催し、展示スペースではウエルカムボードの展示も行う。