広島県酒造組合(広島市中区鉄砲町)は1月27日から、県内11社の酒蔵で見学会を開催している。
蔵の見学は、女性を対象とした日本酒による美白や潤い、血行促進、気分リラックスの3つのテラピー効果を得るスクールなどを行う「Osakeテラピー」の一環。1~3月に行う見学会は、例年キャンセル待ちも出るほどの人気を見せる。
見学会では、蔵の見学と利き酒の振る舞いに加え、ヨガ・セラピーや日本酒を使った料理講座、酒粕パック経験、美酒鍋、杜氏の話など蔵ごとに企画した懇親会を行う。Osakeテラピーの一環ということもあり、女性限定の見学会を行う酒造も。参加者も20~70代と幅広いという。
見学会を行う酒蔵は、賀茂鶴酒造(東広島市)、生熊酒造(庄原市)、三宅本店(呉市)、中尾醸造(竹原市)、賀茂泉酒造(東広島市)、亀齢酒造(東広島市)、榎酒造(呉市)、西篠鶴酒造(東広島市)、山岡酒造(三次市)、相原酒造(呉市)、藤井酒造(竹原市)。
すでに約120人が参加を申し込んでいる。現在、参加可能な酒造は、2月7日=生熊酒造(男女参加可能、13時~16時)、同14日=三宅本店(女性限定、9時30分~13時30分)・中尾酒造(男女参加可能、10時~12時)、3月8日=山岡酒造(女性限定、12時30分~15時15分)。
見学料金は一律1,000円。懇親会への参加料金は蔵によって異なる。問い合わせは同組合(TEL 082-221-9338)まで。