日本フットサルリーグ(通称=Fリーグ)は1月10日・11日、広島市中心部の県立総合体育館グリーンアリーナ(広島市中区基町)で全8チームが集結するゲーム「セントラル」を開催する。中国エリアでのFリーグ開催は初めて。
日本サッカー協会と日本フットサル連盟が主催するFリーグは昨年設立され、現在は花巻、浦安、町田、湘南、名古屋、大阪、神戸、大分の8チームが参加している。大会では、ホーム&アウェー方式に加え、Fリーグへの参加チームがないエリアで開催するセントラルを採用し、全21節84試合を戦う。セントラルの会場は、Fリーグ事務局が交通アクセスを含めた立地、収容人数をもとに選定し、各エリアのサッカー協会と交渉して決定している。
会場となるグリーンアリーナでは4,000席を用意。会場選定の基準を約2,000席とするFリーグでは「広い方」と同事務局の長谷川雅治さん。地方での集客は1,000人~1,500人だが、リーグ開催に賛同した広島県サッカー協会フットサル委員長の川野貴志さんは「広島では協会に登録していない競技人口が圧倒的に多い」と話し、また増加傾向にあることから「3,000人が目標」(同)と意欲を見せる。
ゲームには、広島県出身の田中健次郎選手(湘南ベルマーレ)、瀬戸彬仁選手(シュライカー大阪)も出場。ゲーム間やハームタイムには、一般客がゴールキーパーと対戦するPKゲームやフットサルのルールを解説し、認知向上を図る。フットサルの魅力は「(ゲームの)スピード感やテクニック」と長谷川さん。ゴール間の距離は約40メートルでゲーム展開が早く、サッカーを見る感覚とも異なり「ボールの扱いはバスケに近い」(同)とも。
開催時間は10時30分~19時(予定)。チケットは、大人=2,000円(前売り1,500円)、中学生以下=800円(500円)、大人2人と中学生以下2人が入場できる「ファミリー」=4,500円(3,000円)。問い合わせは広島県サッカー協会事務局(TEL 082-212-3851)まで。