広島・流川通りに12月3日、フレンチのスイーツをメーンに提供するスイーツバー「レクランドゥデリス」(広島市中区流川町2、TEL 082-246-8505)がオープンした。
店舗面積は約37坪、席数はカウンター=16席、テーブル=30席。スイーツに特化した業態で運営する同店は、広島市内のホテルで15年修行したオーナーシェフ・木村拓司さんが考えたスイーツを中心としたカジュアルフレンチやアルコールを提供する。ホテル内レストランの「高級感を意識した」(木村さん)というスタイリッシュな店内にはシャンデリアが光り、ラックには100本近いワインが収められている。
メニューはフレンチをベースに、野菜や季節ごとの食材を利用したスイーツと料理。ホテルでのシェフ経験を生かした、スイーツのコースメニュー「デザートプリフィクスコース」(1,680円)はアミューズ、プルミエのデザート、メーンのデザート、コーヒーか紅茶(ティータイムのみ)がセットになる。約20種類のデザート(各900円)は単品でも注文でき、中には中華のイメージが強い白キクラゲを使った品も。料理は、鮮魚のカルパッチョ(1,300円)やカマンベールチーズのオーブン焼き(850円)、フランス産ひな鶏の丸ごとロースト(2,300円)、魚介のパエリア(2,800円)ほかアラカルトメニュー27種類を用意。ティータイムではスイーツのみ、ディナータイムではスイーツと料理を扱う。
アルコールメニューはイタリア、フランスを中心に取りそろえた約100種類のワイン(840円~)、生ビール(680円)、カクテル「プルシアロック」(700円)など。コーヒー(500円)や「青森県産りんごジュース」(600円)、「富良野市のにんじんジュース」(600円)ほかのドリンクもそろえる。
利用客は女性が多いが、繁華街という場所柄客層は幅広いという。客単価は、デザート=1,500円~2,500円、料理=4,000円~5,000円。
木村さんは「食材の甘味、酸味を最大限引き出して料理だけではなくスイーツでも提供したい」と話し、「苦手な野菜もスイーツとして提供することで食べやすくなるのでは」とも。
営業時間は、ティータイム=14時~18時、ディナータイム=18時~翌3時。