宮島口にバックパッカー向けの簡易宿泊施設-コンサルティング会社が開業

宮島口フェリー乗り場そばにオープンした白い外壁が特徴の簡易宿泊施設「バックパッカーズ宮島」

宮島口フェリー乗り場そばにオープンした白い外壁が特徴の簡易宿泊施設「バックパッカーズ宮島」

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 バックパッカー向けの簡易宿泊施設(ホステル)の運営やコンサルティングを行うアスタビ(広島市中区榎町)は11月1日、宮島口のフェリー乗り場そばに「バックパッカーズ宮島」(廿日市市、TEL 0829-56-3650)をオープンした。

テラスから見えるフェリー

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 宮島対岸に簡易宿泊施設がオープンするのは今回が2軒目。鉄筋3階建てで清潔感のある白で外壁と内装を統一している同施設のフロア構成は1階=フロント、女性専用和室ドミトリー(3,000円)、2階・3階=2段ベッド(2,500円)・和室ドミトリー(相部屋)(3,000円)。収容人数は1階=10人、2階・3回=各30人。トイレ・風呂は共同。2階・3階のテラスからは、宮島へ渡るフェリーや海を眺められる。延べ床面積は約91坪。

 利用方法は、チェックイン後にフロント横に置いてある券売機で宿泊日数分の宿泊券を購入し、フロントに提出するシステム。チェックイン時は、預かり金として1,000円を支払うが、チェックアウト時に返却される。貴重品の保管は各自で行い、宿泊時にロッカーを貸し出す。

 「人と人との交流の場をつくりたい」と今年10月に同社を設立した取締役の清水久嗣さん。かつてバックパッカーだった清水さんは「いろいろな人にお世話になった恩返しがしたい」と話す。1階には、宮島を中心とした広島市内のガイドブックを集め、観光案内も行う。同施設では、宮島を中心に交通アクセスの良い広島市内や岩国へ立ち寄る観光客の利用を見込んでいる。今後は、利用者が参加できるイベントを毎月企画していく予定。

 チェックイン=15時~22時、チェックアウト=8時~11時。門限は翌1時。24時~8時は消灯。

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