東広島市は安芸津町の三津湾で発生したカキの大量へい死被害を受け、カキ養殖業者を支援するためのクラウドファンディング型ふるさと納税を12月から実施している。
三津湾は瀬戸内海に面し、全国的に知られる広島カキの産地の一つ。基準の厳しいEUに生ガキとして輸出できる日本で唯一の海域とされ、濃厚なうまみを持つカキを生産している。広島県の独自ブランド「かき小町」の生産地としても知られる。
今季は高水温など海洋環境の変化の影響により、収穫されたカキの約9割が死んでいるという、これまでに例のない規模の被害が確認されている。養殖業者の経営への影響は大きく、東広島市は緊急的な支援策として今回のプロジェクトを立ち上げた。
寄附金は、カキ養殖業者の復興に必要な経費の支援や、海洋環境改善に向けた調査研究、対策費用などに充てる予定。目標金額の達成状況にかかわらず、集まった寄附金は本プロジェクトに活用するとしている。
寄附は「ふるさとチョイスGCF」を通じて受け付けている。受付は2026年3月10日までを予定し、目標金額は1,000万円。現在、約672万円が寄せられている。