広島駅の再開発に伴い一時撤去されていた郵便ポストが12月8日、広島駅構内へ再設置された。
日本郵便と連携し、整備が進む南口エリアにあわせて復活したもので、8日14時ごろから投かんが可能となった。新しいポストは、南口2階中央の「エキ×デンスクエア」東側に設置。南口広場の再整備にあわせ撤去されていたが、利用者の利便性向上を目的に、駅構内への再設置が決まった。
デザインは宮島・厳島神社の大鳥居をイメージした赤みのある銅色が特徴。表面には銅箔によるラッピングを施した。新しい広島駅の景観に調和する象徴的なデザインで、箔加工には広島市に本社を置く歴清社の技術を使う。
除幕式は12月8日に行われ、関係者らが見守る中でお披露目された。今後は、整備が進むペデストリアンデッキの完成状況を踏まえ、かつての南口広場に近い位置への移設も検討されているという。