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広島競輪場の新バンクと選手宿舎が竣工 11月30日にレース再開

広島競輪場再整備事業で、新バンクと選手宿舎兼ホテル棟が11月28日に竣工した

広島競輪場再整備事業で、新バンクと選手宿舎兼ホテル棟が11月28日に竣工した

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 広島市とチャリ・ロト(東京都渋谷区)が進める広島競輪場再整備事業で、新バンクと選手宿舎兼ホテル棟「せとうちサイクルステイズ広島宇品」が2025年11月28日に竣工した。

選手宿舎兼ホテル棟の客室

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 今回完成した新バンクは周長400メートルで、大型LEDビジョンと照明設備を新設。映像演出の強化に加え、ナイターやミッドナイト競輪の開催が可能になった。バンク中央には、広島競輪場のマスコット「ひろしまぴーすけ」「アーバンサイクルパークス広島」のロゴをあしらったデザインを施している。外周に設けた空中歩廊では、レースの迫力を間近に感じられる。整備完了を受け、11月30日には同競輪場でレースが再開された。

 選手宿舎兼ホテル棟として整備された「せとうちサイクルステイズ広島宇品」は、レース時は選手宿舎として、開催期間外は一般向けホテルとして運営する。プロ自転車ロードレースチーム「ヴィクトワール広島」のバイクショップを併設し、カフェ&レストラン、大浴場、サウナ、ランドリー、トレーニングルームなどを備える。客室は全123室で全室に自転車を持ち込めるサイクルハンガーを設置し、南側客室からはバンクビューを楽しめる。ホテルの開業は2026年春を予定している。

 施設全体は「アーバンサイクルパークス広島」として、競輪とアーバンサイクルスポーツを融合させた複合拠点を目指す。今後、BMXやスケートボードなどが楽しめるエリア、公園エリアなどを整備し、2026年4月にグランドオープンする予定。

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