古本即売会と日本酒の立ち飲みが同時に楽しめるイベント「広島城三の丸 呑(の)める古本まつり」が11月21日、広島城三の丸エリア(広島市中区)で始まった。主催は出版のほか古本市や読書会などのイベント企画を行う本分社。
これまで紙屋町シャレオなどで開いてきた古本市と日本酒の立ち飲みを組み合わせた期間限定イベント「立ち呑みブックス」も同時開催する。立ち呑みブックスでは、古本屋と立ち飲み店が一体となった空間で、本を手に取りながら日本酒やかん酒を楽しんでもらうほか本や酒を通じて交流してもらう。
当日は、古本や古絵本、サブカル系本の約7000冊を即売syryほか、日本酒約15種類を冷酒と熱かんで提供する。価格は100ミリリットル500円から。缶ビール(350円)も用意する。古本の品そろえについて本分社の財津正人社長は「インバウンドを意識した」と話す。
開催時間は10時~18時。入場無料。24日まで。23日には、熊野町の酒蔵「馬上酒造」の杜氏(とうじ)・村上和哉さんが来場。代表銘柄「大号令」を味わいながら、杜氏と直接語らう場を設ける。来場時間は13時~18時。