全日本実業団自転車競技連盟（JBCF）が主催する自転車ロードレースシリーズの一戦「広島クリテリウム」が7月6日、広島市西区の「商工センター」周辺で開催される。

　クリテリウムは、市街地の周回コースを高速で何周も走るレース形式で、当日は商工センターの道路に交通規制をかけ、車道がレースの舞台になる。周回コースの長さは1.7キロ。沿道から観戦してもらうほか、有料観覧席も販売する。コース周辺には飲食販売のブースも出店し、イベントを盛り上げる。

　国内外からプロ選手が参加する同レースには、「佐木島ロードレース」（2023年）と「広島クリテリウム」（2024年）で連続優勝を果たしているプロ自転車ロードレースチーム「ヴィクトワール広島」のレオネル・キンテロ選手も出場。キンテロ選手は「また、広島のホームレースでまた表彰台に登りたい」と2025年への意気込みを寄せており、地元での連覇が期待される。前日には、広島県立中央森林公園（三原市本郷町）で「広島三原ロードレース」が開催され、2日間にわたり広島で自転車ロードレースを盛り上げる。

　当日は参加型の企画も用意する。自転車を持ち込んでコースを走る「パレードラン」や個人またはペアで40分間の周回数を競う「エンデューロ」（耐久レース）を行う。

　 開催時間は8時40分～14時25分。プロレースの決勝は13時15分～14時25分に実施予定。現在、パレードランのみ大会ウェブサイトで参加申し込みを受け付けている。