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広島で伝統行事「壬生の花田植」 田植えで五穀豊穣願う

国重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産の「壬生の花田植」(写真提供=北広島町)

国重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産の「壬生の花田植」(写真提供=北広島町)

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 広島県北広島町壬生地区で6月1日、伝統行事「壬生の花田植(はなだうえ)」が行われる。

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 国重要無形民俗文化財(1976年指定)とユネスコ無形文化遺産(2011年登録)の「壬生の花田植」は、色鮮やかな装飾を施した牛と、早乙女(さおとめ)たちによる華やかな田植えの儀式で、地域に夏の訪れを告げる伝統行事。

 壬生商店街では当日、あでやかな衣装をまとった早乙女や、花笠を飾った牛が太鼓や笛の囃子に合わせて行列を作り、観客を出迎える「道行(みちゆき)」を行う。午後からは花田植会場で五穀豊穣(ほうじょう)を願う「田植えの儀」を行う。今回は、韓国・全羅北道(チョルラプクト)の農楽団体を招き、韓国の伝統芸能も披露する。別会場の「交流センター紫の里」では午前に神楽を披露する。

 当日は北広島町役場や道の駅舞ロードから会場までの無料シャトルバスを運行する。問い合わせは北広島町観光協会(TEL 0826-72-6908)まで。

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