広島のクラブ「CHINATOWN」(広島市中区銀山町)で9月27日、カレーとマジックを楽しむイベント「curry syu」(カリーシュー)が開催される。
同イベントは、マジックやダンスを楽しむ趣旨で企画されたバラエティーイベント。主催するのは、呉市で音響や照明の仕事に携わっている山口聡一朗さん。「『クラブでカレーが食べたい』と思ったのが全ての発端だった」という。
当日は、タカノ橋商店街に店を構えるインドカレー店「GANESH」(大手町5)がカレーを提供。辛さを2段階に分けたキチンとタンドリーチキンのルー、ナン、マリネ風のサラダとワンドリンクがセットになっており、チケット代金に含まれる。そのほか、カクテルなどのアルコールや薄口の「ネパールビール」もワンコイン(500円)で販売する。
大音量の音楽が流れるクラブのイメージと異なり、「間口も低いし敷居も広い」と話すのは、同イベントを山口さんと一緒に企画したフリーデザイナーの堀伸一郎さん。広島出身のマジシャン内田貴光さんによるマジックや90年代のJポップや昭和の歌謡曲を使用した「イントロ大会」、カレーの早食い大会、呉・広島市在住の子どもたちによるダンス、個性的なDJを集めたDJタイムと客も参加できる企画を多く盛り込んだ。
「『カレーとマジック』という異色の組み合わせに意味はなく、興味を持ってもらえるように考えた」と山口さん。同イベントには、クラブで遊んでいるとインスタント偏る食生活になりがちと危惧し、食育への願いも込めるという。
開催時間は19時~翌2時。チケットは2,500円。問い合わせは、山口さん(TEL 080-1900-7037)まで。