カフェバー「エムエム」(広島市中区三川町、TEL 082-247-5619)は8月11日、オリンピック出場選手に提供している「スペシャルスープ」の販売を始めた。
スペシャルスープは、2003年の世界陸上パリ大会で中国電力陸上部に料理担当として帯同した同店オーナーシェフの宮崎学さんが開発したもの。1食が約168キロカロリーと低カロリーで、大根やにんじんなど9種類の国内で生産された野菜と鶏肉を使用している。スープの塩分は控えめだが、野菜の甘みが出ていて、しっかりとした味がする。
スープは2004年に完成したが、今月11日、大量生産が可能で一般にも提供できるスープが完成。同店でも飲食が可能で1食1,000円で提供している。真空料理で冷凍してあるスープは、全国発送も行い、1袋1キログラム(4食入り)を2,520円で販売している。
販売開始前、スープは中国電力の陸上選手にも提供されていた。北京オリンピックに出場する、男子マラソンの尾方選手と佐藤選手は販売された11日からマラソン当日の24日まで毎日飲むという。試行錯誤を重ねた完成品を前に、宮崎さんは「スープは、疲労回復や美肌効果もある」と話す。
営業時間は、11時50分~15時、18時~23時45分。日曜定休。