カフェを併設した仏アンティーク家具店-店舗デザイナーが出店

写真=アンティーク家具店「ANCHORET(アンカレット)」店内

写真=アンティーク家具店「ANCHORET(アンカレット)」店内

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 アンティーク家具店「ANCHORET(アンカレット)」(広島市中区土橋町、TEL 082-299-4533)が3月10日、オープンした。店舗面積は約40坪で、店内にカフェスペース(約10坪)を設けている。

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 商品は、欧州、特にフランスのアンティーク家具や雑貨をメーンにそろえる。定期的に欧州に渡航し、自ら買い付けを行う同店の平山店長。商品を選ぶ時は自分の直感に頼るため、ほとんど悩まないという。

 商品のほとんどが一点もので、価格の相場は、いす(18,000円~)、テーブル(78,000円~)、木の箱(7,800円~)ほか、木箱に入った木琴(88,000円)やフランス語で書かれた古い書類(1,800円)なども並ぶ。来店客には、個人のほか店舗を運営関係者なども多いという。

 16席設けられた白壁のカフェスペースは、土曜・日曜のみ営業する。中央のテーブルにはインテリア関係の洋書を集め、自由に閲覧できる。メニューは、ブレンドコーヒー(550円)、カフェオレ(600円)、ティー(600円)、ビール(600円)ほか。

 平山店長は、これまでにフリーで店舗デザインなどを手がけてきた。広島では、洋菓子店「ムッシムパネン」、自家焙煎のコーヒー専門店「グリーンコーヒー」、宮島のカフェ「伊都岐」ほか。「彼のセンス、モノづくりに打ち込む姿勢、遊び心、頑固さが大好き」とムッシムパネンの川本店長。

 「店をオープンするきっかけは、モノが好きなのと、こういう家具店がなかったから」と平山店長。今後も同店の運営をしながら店舗デザインの仕事も手がけていく。

 営業時間は12時~20時。木曜定休。

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