並木通りに面した道路を入ったビルの3階に店舗を構えるレストランバー「Koba」(広島市中区中町1、TEL 082-249-6556)で、元僧侶が撮影した写真の作品展が開催されている。
作品は、フォトグラファーで元僧侶の橋本さんが撮影したもので、カンボジアの様子を紹介するのが目的。カンボジアの子どもたちや、農作業の風景、女性が荷物を運ぶ様子などを写した全6点の写真を、キャプションとともに展示する。展示スペースは、同店で通常ライブ映像などの投影に使用されているコンクリート打ちっぱなしの壁と、2階のロフトに続く階段スペースで、会期中はライブ映像とともに写真を眺めることができる。
「Koba」オーナー・光行剛さんの「広島の情報を発信できる場所になれれば」との思いから、同店ではこれまでに50回以上の展示会を行ってきた。橋本さんとは自身の音楽活動を通して知り合い、写真展の開催に至った。同店では、偶然立ち寄ったアーティストが自身の作品を持ち込むこともあるという。「アートは普通『見に行こう』と決めて見に行くものだが、ふと立ち寄った場所で触れてもらえたら」と光行さん。
営業時間は18時~翌2時。水曜定休。同展の開催は12月5日までだが、次の予定が入らなければ延長の可能性もある。
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