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広島アンデルセンが全館建て替えへ 2018年の完成目指す

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 広島アンデルセン(広島市中区本通)が5月21日、全館の建て替えによる一時休業を発表した。被爆建物として認定されている旧館は可能な限り保存を図り、全館建て替える計画という。

シンボルマークの人魚をあしらったプレート

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 ルネサンス様式を基調にした同建物は、原爆投下20年前の1925(大正14)年に三井住友銀行広島支店として完成。被爆後は改修した建物でいくつかの銀行が営業したが、1967(昭和42)年にタカキベーカリーが建物を買い取り、同10月に広島アンデルセンとして開業。その後も増改築や改装、外壁補修工事を行ってきた。

 2002年4月には9億円を投じ、旧館の補強および改装工事を実施してリニューアルオープンした。投資額のうち、1億5千万円は柱の補強に当てた。

 今回は2016年に改装工事に着手し、アンデルセングループ創業70周年となる2018年の完成を目指す。現在の店舗での営業は2016年1月中旬に終え、仮店舗での営業は検討中という。

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