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広島にカープ応援バー「ベースボールバーC」-スタジアムをイメージ、カープに特化

カープ色を全面に打ち出す「ベースボールバーC」店内

カープ色を全面に打ち出す「ベースボールバーC」店内

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 広島・流川に2月3日、カープ応援を主軸にした飲食店「ベースボールバーC」(広島市中区流川、TEL 080-9457-2244)がオープンする。

旧市民球場で販売していた「カープうどん」も復活

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 「カープ」をキーワードに店内やメニューを構成する同店。スタジアムを再現しようと球場の天然芝を床一面に敷いたグリーンで表し、スコアボードを配置した。コンセプトカラーの赤で統一した壁面にはユニホームやサインボールや雑誌などのアイテムをディスプレーする。店舗面積は約17坪。席数はカウンター=8席、テーブル・ソファ=14席の計22席。

 店長は広島修道大学3年生の梶川高志さん(21)。大学OBなど、多くの先輩から支援を受けて1年間大学を休学して運営に当たる。将来、経営者になりたいと大学で経営学を専攻したが、「具体的に何をしたらいいか、どんな事業をするか分からなかった」と梶川さん。自分にできることを分析し、応援を続けてきた大好きなカープと続けてきた飲食店でのアルバイト経験を生かした店づくりを考えた。内装からメニューにいたるまでカープやマツダスタジアムにこだわった背景には、「高まるカープ熱に対して、とことんカープに絞ったバーがなかったこと」とも。

 フードは、スタジアムで販売しているフライドポテトや空揚げなどの軽食や広島名産のがんす、揚げもみじ、ぶっかけかき氷など。特に力を入れるのは、旧市民球場で販売していたカープうどんのレシピを再現した「旧市民球場うどん」(500円)。当時の器に盛り付け、「肉」「きつね」「天ぷら」の3種類を提供する。アルコールは、セ・リーグ6球団を色でイメージしたハイボールやチューハイ(以上500円)など。コアターゲットは20~30代が中心。客単価は2,000円前後を見込む。

 「球場は遠くても仕事帰りにフラッと立ち寄っていただけたら」と梶川さん。「仕事帰りの応援推奨」を掲げ、「球場に行けなくてもここに来れば応援できる」イメージ作りが目標。カープを応援するファンが集う新しいコミュニティー拠点として、今後はイベントの開催も予定する。

 営業時間は20時~翌2時(ナイター開催日は17時30分から)。

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