JR広島駅北口近くに1月6日、パティシエールが切り盛りする菓子店「パティスリー pinon(ピノン)」(広島市東区上大須賀町、TEL 082-262-3571)がオープンした。
ケーキを中心とした生菓子とスコーン、クッキーなどの焼き菓子を販売する同店は、オーナーパティシエールの三宝温さん(30)が出店。「最寄りの交通機関からも徒歩で来店いただけたら」と交通の便利が良く、市街地から離れた同所に構えた。店舗面積は約13坪。「小さな店を30歳くらいで出したいと思っていた」と三宝さん。これまで関西やフランス、地元・広島の洋菓子店で働きながら夢を温めてきた。
甘さを抑えて素材の味を引き出した菓子は、生菓子=10種類前後、焼き菓子=16~17種類前後を用意する。価格は100円台からそろえ、販売する菓子は季節や仕入れた材料によって変わってくる。事前予約で発送も可能という「生チーズ」「生ショコラ」は定番商品。今後はラインアップも増やしていく。
店内では箱詰めのギフト商品に加え、雑貨と焼き菓子を組み合わせた提案も行う。このほか、北海道産の国産小麦粉や北広島町で育った卵など、同店で販売する菓子に使う材料やキッチン雑貨も販売する。客単価は1,000円前後。
営業時間は10時~19時。日曜定休。