ゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの書評合戦「ビブリオバトル」が11月3日、広島県情報プラザ(広島市中区千田町3)1階ロビーで開催される。
読んで面白いと思った本を持ち寄り、1人5分間ほど本を紹介する同イベントは広島初。同日開く「県立図書館フェア」の一環として実施する。「本に親しんでもらいたい」と広島県立図書館友の会が企画した。
お薦めの本を発表するのは、事前に申し込んだ10人の応募者から抽選で選ばれた6人の「ビブリオバトラー」。ロビーには60席~80席を設け、発表後は、一番読みたくなった本「チャンプ本」を発表者や観客の投票で決定する。参加者は高校生から社会人までさまざま。テーマは自由で、紹介する本は当日まで非公開という。
ビブリオバトルは2007年、京都大学で考案された。昨年からは各地の公立図書館でも開催されるようになり、全国的な盛り上がりを見せている。同団体では今後も継続的に開催する予定。
開催時間は14時~15時30分。観覧自由。