ジェフユナイテッド市原・千葉やサンフレッチェ広島など、日本で複数のチームでプレーしてきた元ブルガリア代表DFイリアン・ストヤノフさんが7月3日、広島市内にレストラン「レストラン・ストヤノフ」(広島市中区鉄砲町、TEL 082-222-0383)をオープンした。
ストヤノフさんは昨年末に現役を引退したサッカー選手。これまでさまざまなチームに所属してきたが、引退後にレストランを開くという夢を3年6カ月暮らした広島でかなえた。
場所は広島電鉄白島線「女学院前駅」向かい。イタリアやフランス、ブラジル、ブルガリア料理を提供する。店舗面積は約27坪。モダン調で統一し、壁面にはオーナーのストヤノフさんが現役時代に活躍したゲームなどの写真をディスプレー。席数はテーブル8卓16席と5人まで利用できる個室1室。
メニューはランチとディナーをそろえる。ランチは、サラダやパスタ、コーヒーがセットになったAコース(800円)からオードブル、パスタ、肉か魚のメーン料理、デザート、コーヒーがそろったDコース(2,400円)までの4種類。メニューは、「来店したサポーターなどファンに喜んでもらいたい」(マネジャーの安斉マリアさん)とストヤノフさんの写真を入れた。
ディナータイムには、コース料理(3,500円)のほか、アラカルトを用意。ブラジルのチキンコロッケとビーフコロッケ(300円)、フェッタチーズと夏野菜のブルガリアサラダ(850円)、ワタリガニのトマトクリームソース(1,600円)、マルゲリータ(1,500円)など。ストヤノフさんが接客に当たることも多く、来店客との写真撮影やサインにも気さくに応じる
客単価は、ランチ=800円~1400円。ディナー=5,000円前後。県外からファンが訪れることも多い。店内ではサッカー観戦を企画することもある。今後は、レストランの経営のほか、子ども向けのサッカースクールを開く予定。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~22時(以上ラストオーダー)。月曜定休。