広島城近くの広島護国神社(広島市中区基町)で5月26日・27日に「万灯みたま祭り」が開催され、約100人の巫女(みこ)が縁結びを祈念した巫女踊りを披露した。
社殿前の社頭で舞を披露したのは、30歳以下の独身女性から成る約100人の巫女たち。当日は、「縁むすびのみこ踊り」ほか2曲を舞った。参加者は、祭りの1週間前に集まり、3時間ほど舞の練習したという。
巫女の登場は19時過ぎからだったが、会場には、カメラを片手に足を運んだ人が目立つ。「巫女として参加されている方のご家族も多い」と同神社の内藤さん。来場者はカメラ付き携帯電話から、本格的な一眼レフまで使って撮影していた。
このほか、本職の巫女4人による舞や、奉納の和太鼓演奏、神楽の上演が披露され、会場には200人~300人が足を運んだ。巫女は、ホームページやフリーペーパーで募集。神社でのアルバイト経験者にチラシを配るなどして、参加を呼び掛けた。