広島県で初となる「スターバックスコーヒー」のドライブスルー店舗、広島段原店(広島市南区段原日出2、TEL 082-890-9010)が4月5日、南区の猿猴(えんこう)川沿いにオープンした。
車での移動が多い広島の生活スタイルに合わせて、気軽に利用できるドライブスルーの出店を検討してきたスターバックスコーヒー(本社=東京都渋谷区)が、県内初のドライブスルー店舗を出店したのは、東雲インターチェンジから約2キロメートル離れた段原エリア。
「通常の平均的な店舗に比べ広めの設計」(マーケティング・カテゴリー本部広報部の田中有紀さん)という2階建て店舗の面積は約55坪。席数は、店内=51席、2階テラス=12席。ソファやテーブル席のほか、テラス席も用意した。メニューは通常の店舗と同様。ドライブスルー形態での複層建ては全国でも3店舗目という。
これまで広島地区では、市内中心部やショッピングセンターへの出店を進めてきた同社。利用客は買い物のついでに立ち寄るケースがほとんどだったが、中心部と住宅街の間に構えた同店では、「日常生活の中で、一息ついていただく際にも利用いただける店」と田中さん。ライフスタイルに合わせた出店により、時間帯に応じて幅広い客層の利用を見込む。
営業時間は8時~23時。駐車場は19台。