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広島にロック喫茶「レインボーカフェ」-バーから転身、名物はカレー

漫画や小説、絵本をそろえる店内。座敷には子ども向けのおもちゃを用意し、キッズスペースとしての利用も可能にした

漫画や小説、絵本をそろえる店内。座敷には子ども向けのおもちゃを用意し、キッズスペースとしての利用も可能にした

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 店内に流れる音楽とオーナー夫婦手作りのカレーが名物のロック喫茶「レインボーカフェ」(広島市中区平野町、TEL 082-246-7068)が2月22日、広電本社近くにオープンした。

手作りのキッシュとグラスワイン

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 同店は薬研堀で15年間、音楽バーを経営していた行成慎一さん(44)と妻の孝子さんが「地域が活性化するきっかけになれば」と自宅近くに開いたカフェバー。店舗面積は約7坪。「異空間を楽しんでほしい」と内装は孝子さんの手描きイラストとアジア雑貨などを並べ、鮮やかな色彩で仕上げた。座席はカウンター7席のほか、座敷一間を設ける。

 音楽を聴きながらコーヒーを飲むスタイルに憧れて目指した「ロック喫茶」。BGMは、ロックやジャズ、ブルースなどさまざまで、レコードとCDは自宅から運び込んだ。10代のころから集めたというレコードは、「一枚一枚に対する思い入れが強い」と行成さん。約500枚を手作りの収納棚に収めるほか、CD約1000枚はカウンター後ろへ並べる。

 メニューは夫婦の好物であるカレーがメーン。ランチタイムには「豆」「鳥ひき」「チキン」の3種類のカレーを用意。野菜を添えて、ドリンクやアイスなどのデザートから1品を選べるセット(700円)を提供する。このほかの時間帯は、ランチで提供していたカレー(各700円)や「ライ麦パンと豆カレー」、辛さを抑えた「子どもカレー」(以上400円)、チーズキッシュ(300円)などをそろえる。

 ドリンクはコーヒーや紅茶、「季節の緑茶」(以上400円)など。ビールや日本酒、焼酎、カクテル(以上500円)に加え、「食前酒のように飲んでほしい」とインドワインをグラス(300円)で提供する。客単価は、昼=700円、夜=2,000円。18時までは店内禁煙としている。今後は座敷をステージに見立てて、アコースティックギターを使ったライブなど、店内でのイベントも予定する。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~15時、ティー・ディナー・バータイム=15時~23時30分。火曜定休。

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