11月17日から始まる、「おとぎの国」をコンセプトに平和大通りやアリスガーデンなど広島市内中心部をライトアップする「ひろしまドリミネーション」に白馬車が登場する。
ひろしまドリミネーションは、約140万個の電球で市内中心部の一帯を照らすライトアップ事業。市民や観光客が、夜の街を散策するなど、観光スポットとしての創出を目的に実施している。
馬車は、ライトアップが施される平和大通り約1キロを15分かけて走行。軽車両扱いとなるため、車道を走る。運行時間は17時40分~20時まで。20分間隔でホテルサンルート広島(広島市中区大手町3)とオリエンタルホテル広島(田中町)の2カ所から出発する。
1便の定員は12人。「見晴らしがいい」という馬車運転席(3,000円)は各便限定1席を設ける。通常は乗り合いでの運行となるが、貸し切りにも対応するという。
すでに11月・12月の予約が入るなど、「クリスマスを中心に問い合わせが入っている」と馬車の派遣業を手掛ける「Hippo mobile(イポモビル)」(西区井ノ口台3)藤井薫社長。白馬車が車道を走行する様子は目立つため、会期中に予約が加速する。
乗車料は1,500円。運行日は11月23日から1月1日までの水曜・日曜。予約はイポモビル(TEL 082-278-4501)まで。