ル・マン24時間耐久レースでマツダが総合優勝を果たしてから20年の節目を迎えたことを記念した切手セットの販売が9月12日、広島県を中心とした郵便局で始まった。
昨年に続いて郵便局中国支社(広島市中区東白島町1)が発売したのは、「飽くなき挑戦~受け継がれるマツダのスピリット~」をテーマにしたオリジナルフレームの切手セット。ロータリーエンジン車が、同レースに参戦した歴史を振り返る「栄光への奇跡」と、日本の自動車メーカーとして、総合優勝を果たした1991年に焦点を当てた「栄光の1991年」の2種類を用意する。
「栄光への奇跡」には歴代のマシンイラスト入りの台紙が付くほか、「栄光への1991年」では、同耐久レースで総合優勝した「マツダ787B」のミニカー(64分の1サイズ)をセットにする。切手シートは、80円切手10枚から成る。
企画制作した郵便局中国支社では昨年、初めてマツダのオリジナルフレーム切手セットを販売。ミニカー付きで3000セットを用意したが、発売開始当日に完売。海外からの問い合わせもあったという。
販売価格は、台紙セット=1,500円、ミニカーセット=3,500円。販売は、広島県と山口県防府市の郵便局605局で、それぞれ3000セットを予定する。