元・カープの木下選手と長男が焼き鳥店-選手名メニューも

写真左=広島東洋カープ・元選手の木下富雄さん、右=長男・木下直樹店長

写真左=広島東洋カープ・元選手の木下富雄さん、右=長男・木下直樹店長

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 広島東洋カープ・元選手の木下富雄さんの長男・木下直樹さんが店長を努める「野球鳥(やきゅうどり)きのした 十日市店」(広島市中区十日市町2、TEL 082-531-0089)が6月3日、オープンした。

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 広島で野球ファンが集まる店としても知られる「野球鳥」は、焼き鳥店としてチェーン展開しており、同店は8店舗目のフランチャイズ店。2006年には元カープの長内選手が「野球鳥 おさない」をオープンしている。

 同店の串メニューはすべて選手名で統一されており、チームの中心という意味を込めて「ブラウン」(=「心臓」150円)、実家が焼肉店ということにちなんだ「栗原」(=「牛バラ」250円)、柔らかい投球フォームにちなんだ「青木」(=「こんにゃく」150円)ほか、約40種類のユニークなネーミングが特徴。盛り刺し(1,480円)、地鶏皮酢(350円)、山芋鉄板元気焼(480円)などアラカルトメニューも充実させた。ドリンクメニューは生ビール(450円)、日本酒(1合、300円)ほか。

 28歳の木下店長は、18歳のころから独立願望があったという。東京在住なども経験し、インテリアショップで働くかかわら、「そろそろ何か始めたい」と思い仕事から離れることを決意。そのタイミングで父・富雄さんから同店出店の話があったという。木下店長は「最終目標は広島に商店街を作ること。昔経験して良かったと思う場所を自分の手で作りたい」と話している。

 店舗面積は約21坪で、カウンター19席、6人掛けのテーブル2席の全31席。ターゲットは特に定めておらず、「平日は20代~60代の学生、サラリーマン、土曜・日曜はファミリー、家族連れが多い」と木下店長。客単価は3,500円前後で、月間400万円の売り上げを見込む。

 営業時間は17時~23時。月曜定休。

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