ゴールデンウイークに開催される広島フラワーフェスティバルに合わせ、メーン会場近くの広島工業大学広島校舎(広島市中区中島町)でアートイベント「ART CARNIVAL 2011」が行われる。
多くの人にクリエーターの作品を知ってもらい、広島をアートの街に育てようと開く同イベントは、大阪発の大型アートイベント「PEACE SUMMER」が主催。ピースサマーは、2006年から夏場に開催しており、複数の展覧会場には全国から集まった、さまざまなジャンルのクリエーターの作品を展示。昨年は16会場で20のイベントを実施し、400人以上のクリエーターが参加した。
広島では、同大広島校舎内の1階~5階フロアを使い、ギャラリースペースをメーンに展示を行う。校舎内では、占いやヘッドスパなどのイベントも企画。インターネット放送局「ナマ@広島アクティブリング」の放送も予定する。
イベントを取り仕切るのは、広島でウェブ制作などを手がける「Rinnat(リンナット)」(廿日市市)社長の長岡誉治さん。2008年にピースサマーに参加して、「全国のクリエーターが集結するパワーをひしひしと感じた」という長岡さん。ウェブを通じてクリエーターをつなげて行き、イベントを盛り上げる。
同イベントでは、東日本大震災の発生をきっかけに、参加料を義援金として全額を寄付する。参加料は、「1人でも多くのクリエーターにご参加いただきたい」と半額にした。このほか、クリエーターの作品をオークション形式で販売する「チャリティー・オークション」でも義援金の支援を行う。
参加の応募締め切りは4月4日まで。