プレスリリース

【叡啓大学】山口周様「なぜ世界のエリートはリベラルアーツを学ぶのか」イブニングラウンジを開催しました

リリース発行企業:広島県公立大学法人

情報提供:


参加した叡啓大学の学生と記念撮影(写真中央 山口周客員教授)

叡啓大学(学長:有信睦弘、所在地:広島市中区)では学生のコンピテンシー育成及びキャリア形成支援の一環として、「イブニングラウンジ」を開催しています。
2024年11月15日のイブニングラウンジでは、『ニュータイプの時代』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』など数多くの著者があり、株式会社中川政七商店 社外取締役、株式会社モバイルファクトリー社外取締役の山口周様にご講演いただきました。
なぜ世界のエリートはリベラルアーツを学ぶのか
今回は、「なぜ世界のエリートはリベラルアーツを学ぶのか」というテーマで、山口様にご講演いただきました。山口様の講演には学外からも多くの方が参加され、当日は約70名以上の方々が対面およびオンラインで参加されました。
山口様は、「なぜリベラルアーツを学ぶのか」について、3つの理由を挙げてくださいました。1つ目は「VUCAな時代における意思決定の立脚点にするため」、2つ目は「新たな問題を提起するため」、そして3つ目は「人間、組織、社会の本質を洞察するため」です。これらについて、多角的な視点で詳しくお話しいただきました。
山口様は、環境変化があっても常に役立つ知識と洞察を身につけることが重要であり、そのためにリベラルアーツが必要だと説かれました。また、現代の日本産業が問題を希薄化させたまま、従来の方法でマーケティングを続けているために弱体化していることについても言及されました。社会がどのようであるべきか、理想の姿を描く力がなければ、問題を提起することができないため、哲学的な思考が求められるとお話しされました。
さらに、最も重要なのは、「常識=当たり前」から自由になることだと強調されました。リベラルアーツは「自由の技法」であり、誰もが当たり前だと考えていることに対して疑問を持つことで、イノベーションが生まれると語られました。






参加した学生の感想を紹介いたします。
〇改めてリベラルアーツの大切さの利点について改めて深く考えることができました。
〇リベラルアーツについて知ることがで、進路について考えるきっかけになりました。などの感想を述べていました。
質疑応答では、参加者からの質問に対して、一つ一つ丁寧にお答えしてくださいました。
山口様、貴重なお話をありがとうございました。




叡啓大学のウェブサイトはこちら 
https://www.eikei.ac.jp/?prt

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