広島府中ソレイユ内の映画館「バルト11」(安芸郡)で12月5日、ウエディングプロデュースを手がけるアミューズ(広島市中区竹屋町)と共同で展開する「シネマウエディング」フェアが開催された。
常設する映画館でのウエディングレギュラー化は日本初という同コラボはアミューズからの提案で実現。館内のシアターを貸し切って、スクリーン前での挙式やオリジナルムービーの上映が可能となる。
基本料金は、40万円。100人収容のシアター貸し切り料金、30分以内のスチールムービー、ポスターなどの印刷代、当日のスタッフ、MCの人件費、ビデオ撮影料が含まれる。映像制作費は、エンドロールやプロフィールムービー、家族への感謝の気持ちをつづった「お手紙ムービー」、プロの声優によるナレーションなどオプションも用意する。
フェアには、アミューズのホームページや同館でシネマウエディングを知った20代後半~30代後半のカップルやマスコミ関係者ら約30人が参加。102人を収容できるシアター内では、一連の流れを披露。ウエディングドレスやスーツを着用したモデルによる約10分の挙式やオリジナル映像の上映などを含め、約40分間の「シネマウエディング」が行われた。
映画館で挙式を行う最大のメリットを、2人のエピソードを紹介する映像と捉える同館。映画以外のコンテンツにも力を入れ、「映画館の違う使い方も提案したい」とコラボを決めた。シネマウエディングの雰囲気作りを意識し、ポップコーンのフラワーシャワーなども検討する。
シネマウエディングは、休日の午前中での挙式をメーンに提案。大型連休や夏休みなど、繁忙期を除いて通年対応する。来年1月16日に1回目のシネマウエディングが決定している。