年末は大きな渋滞がない?――NEXCO西日本中国支社(広島市安佐南区緑井2)は12月3日、年末年始期間の中国地方の高速道路における渋滞予測と混雑対策を発表した。
同社では、12月23日~来年1月4日の13日間の中国地方の高速道路で5キロ以上の交通集中による渋滞が予測される箇所や通過所要時間、混雑対策を発表。ピーク時に起こる10キロ以上の渋滞は、年始の1月2日~4日に上り線で6回発生すると予測。反面、年末には5キロ以上の渋滞は発生しないと予測した。
年始に渋滞が予測される上り線の区間は、広島ジャンクション-志和インターチェンジ、山口南インターチェンジ-徳山西インターチェンジ、福山西インターチェンジ-笠岡インターチェンジなど。いずれも山陽道で予測される渋滞であることから、同社では、吹田ジャンクション(大阪府)までの走行距離は山陽道よりも長くなるが、中国道の分散利用も勧めている。
また、今回の渋滞予測やゴールデンウイークやお盆など、混雑期の状況を踏まえて、サービスエリアやパーキングエリアでの駐車場整理員による案内強化や臨時トイレの増強を実施。宮島、小谷サービスエリア、玖珂パーキングエリアなど、山陽道を中心に中国地方の18カ所で大型車専用の駐車場を重点的に確保する予定だという。
年末年始期間に、ETC搭載車が受けられる休日特別割引が適用されるのは、12月23日~26日、来年1月1日~3日。