広島・大手町に5月9日、和食店「丸山」(広島市中区八丁堀、TEL 082-224-6055)がオープンした。
オーナーの丸山一平さんから命名した同店は、大手町の「丸茶屋」(中区大手町、TEL 082-247-8068 )の2号店。店舗面積は、約18坪で、全28席。カウンター2席と個室1室に掘りごたつのテーブルが並ぶ。ワインセラーの上に配置した「隠れ家のような」(西原店長)2人がけの「小上がり」は、床と天井の中間に位置する。「長くお店にいてもらうことを意識した。1回転できれば」と西原店長。営業中、BGMにはジャズが流れる。
メニューは、コース(3,800円~)は、一人一皿で提供。アラカルトは、京漬物の盛り合わせ(4種、800円)、四色田楽(800円)、生湯葉のあんかけ小ぶり丼(1,500円)ほか。食材のほとんどは関西方面から取り寄せ、冷凍食品や加工品を使わず「手作り」にこだわるという。刺身は、おまかせ盛り合わせ(2人分=2,000円~)を用意、魚は市場から直接買い付けに出向く。「ワインと和食をメーンに展開したい」と話す西原店長。ドリンクは、ワインはフランス産を、グラス=600円、ボトル=3,000円~12,000円で約15種類常備している。日本酒は、「雨後の月」(600円)、「気楽長」(650円)、「俺の出番」(550円)などを県外から取り寄せる。
30代~50代の男女をターゲットに、5,000円の客単価を見込む。西原店長は「系列店の丸茶屋は居酒屋として、同店は『特別な日のわざわざ店』として使い分けてもらいたい」と話している。 営業時間=17時30分~24時。不定休。