広島の製氷会社、猛暑で出荷好調-昨年の冷夏から一転

猛暑が続く広島で業務用や一般に向けて角氷やかちわり氷の販売を行う己斐製氷の保管庫

猛暑が続く広島で業務用や一般に向けて角氷やかちわり氷の販売を行う己斐製氷の保管庫

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 昨年の冷夏から一転して、猛暑が続く広島で業務用や一般に向けて角氷やかちわり氷の販売を行う「己斐製氷」(広島市西区草津港1)では、昨年に比べて氷の出荷が伸びている。

イベントなどに用いられる氷

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 年間を通じてプレート氷やかちわり氷、丸氷などを販売する同社。広島市内を中心とした卸売りや一般に向けて販売を行っており、夏場は週末に多くの一般客が購入に訪れる。

 出荷は梅雨が明け、繁忙期に入った7月から伸び始め、「昨年比で4割~5割増し」と同社専務取締役の田上圭治さん。「利益ベースではまだ分からない」としながらも外気温の高さから注文が増えた。

 同社では食パン2斤分の大きさに相当する「スリ氷」(400円)や「同社の目玉商品」という15キロの砕氷(500円)、台湾のカキ氷「雪花氷」に使用するミルクベースの氷柱(12本入り、約2万4千円)、広島駅構内や宮島サービスエリアに飾るイベント用の氷柱花や模様を入れた氷柱も扱う。

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