広島・原爆ドーム前に「笑顔」の傘100本-被災地の子ども写す

原爆ドーム周辺で開いた「笑顔」の傘100本のイメージ写真

原爆ドーム周辺で開いた「笑顔」の傘100本のイメージ写真

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 広島・原爆ドーム(広島市中区中島町1)前で8月1日、世界中の被災地で撮影した子どもたちの「笑顔」をプリントした傘100本を開く「Merry Umbrella Project(メリーアンブレラプロジェクト)」が行われる。

100本の傘と同時に咲く「笑顔」

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 同プロジェクトは、アートディレクターの水谷孝次さんが「笑顔は世界共通のコミュニケーション」をテーマに1999年から笑顔とメッセージを集めているコミュニケーションアートの一環。昨年発足したアンブレラプロジェクトは、これまで渋谷、上海万博、大阪で開催してきた。

 初開催となる広島では、原爆ドームの北側を中心に傘を開き、中国・四川大地震、インドネシア・スマトラ島沖地震、阪神・淡路大震災などで被災した子どもたちの「笑顔」がプリントされた傘100本を開いて並べる。イベントスタッフとして、穴吹デザイン専門学校(南区松川町)広島コンピュータ専門学校(西区横川新町)の学生約100人が協力する。

 未来の平和や希望を子どもたちの笑顔に込めた同プロジェクト。プロジェクト終了後は、ボランティアスタッフの学生主動で「笑顔」のイラストを持ち寄った画用紙などに描き、原爆ドーム周辺に飾り「笑顔」を広げていく。

 開催時間は14時~14時45分。雨天決行。

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