広島のお好み焼き店を集めた広島駅前のフードテーマパーク「ひろしまお好み物語駅前ひろば」(広島市南区松原町、TEL 082-568-7890)は7月20日、オリジナルのお好み焼きソース「広島わしらの結晶ソース」の販売を開始する。
400坪の1フロアに、昭和40年代の屋台スタイルのお好み焼き店を再現したことで話題を呼んだ駅前ひろば。同商品は、施設内に店舗を構えるお好み焼き店の「焼き手」が、広島のお好み焼き店で多用される甘めのお好み焼きソースをベースに開発したソース。国内一の生産量を誇る広島県産のカキやレモンを使い、コショウで「味にメリハリをつけた」(代表監修者の柿木貴雄さん)。
来店客の9割を観光客が占める駅前ひろばでは、「もう一度お好み焼きを食べたいと思ってもらいたい」とオリジナルソースの開発を企画。柿木さんの考えに賛同したひろば内の焼き手が試行錯誤を繰り返し、約1年2~3カ月で商品化した。現在、「SOZO」「HOPE」「拾番」など施設内や他の店舗では、オリジナルソースを使用したお好み焼きの提供も行っている。広島駅近くで観光名所としてもPRする同施設では、お好み焼きソースを広島の活性化につなげる「ツールの一つ」ととらえ、今後も商品開発やイベントの企画などを予定する。
価格は472円(580グラム)。インターネットや観光名所で販売を予定する。