広島の印刷会社、新生印刷(広島市西区商工センター7、TEL 082-277-0788)は11月下旬から「あけて広がる年賀状」の販売を開始している。
同商品は、郵便事業が発行する従来の「お年玉くじ付き年賀はかき」に圧着はがきを結合させたもの。従来の年賀はがきに比べ、情報面も約3倍と広い同年賀状は、ダイレクトメールとしても使用できることから企業からの発注が多いという。
枚数は100枚(104,500円)から10枚単位で受け付け、納期は約1週間が目安。同社では、宛名データプリントサービス(3,000枚30,000円~)やデザイン制作(2校まで30,000円)、発送業務(990枚まで2,000円)などのオプションにも対応する。
同社では、お年玉くじ付き年賀状が手元に届いてから当選発表日まで読み手に保管してもらえる保存性の高さや住所・氏名が分からなくても選んだ居住エリア、全世帯に郵送するタウンメールともコラボしている点をウリにしている。発売当初、40、000通~50,000通の販売を見込んでいたが、11月下旬に43,600通の注文を確認し、12月上旬に135,000通を受注した。
今後、暑中見舞いはがき「かもめーる」でも圧着はがきの販売を予定している。