劇団四季のミュージカル「マンマ・ミーア!」ロングラン公演が、10月4日から11月23日まで、広島上野学園ホール(広島市中区白島北町)で上演される。広島での劇団四季ロングラン公演は、2024年の「キャッツ」に続き10回目となる。
「マンマ・ミーア!」は、スウェーデンの音楽グループABBAのヒットナンバー22曲で構成されるロンドン発のミュージカル。結婚式前夜の母と娘を軸にした物語で、明るく前向きな世界観が特徴という。1999(平成11)年にロンドンで初演され、日本では2002(平成14)年に東京で初上演された。これまで全国10都市で上演され、総公演回数は約3300回、総入場者数は280万人にのぼる。
現在は名古屋四季劇場で上演中で、神奈川公演を経て広島に移る。広島公演は2010年以来16年ぶりで、西日本では唯一の開催となる。これまでのロングラン公演は仙台、静岡、広島の3会場で実施してきたが、劇場施設の改修などにより長期使用が難しかった事情もあり、広島で千秋楽を迎える。前回広島公演の来場者数は約5万7000人で、今回は広域からの集客を見込み、約6万4000人の動員を目指す。
名古屋公演では、海外のクリエイティブスタッフを招き、直接指揮を執る稽古を実施。海外スタッフによる稽古は、日本初演以来23年ぶりで、作品の魅力を守りながら、台詞や振り付けを現代に合わせてアップデートしたという。
「マンマ・ミーア!」は上演後のカーテンコールで、「ダンシング・クイーン」に合わせて観客が総立ちとなり、手拍子や歓声が響くのが恒例。キャストと観客が一体となって盛り上がる演出も、本作の大きな見どころとなっている。
チケットの一般販売は7月20日から。劇団四季の公式ファンクラブ「四季の会」会員は7月12日から先行販売を行う。料金は、S席=1万2,000円、A席=9,500円、B席=7,500円、C席=4,500円で、公演日によって異なる。
広島での劇団四季ロングラン公演は、2001年の「オペラ座の怪人」を皮切りに、「キャッツ」「美女と野獣」「マンマ・ミーア!」「リトルマーメイド」の5作品がこれまで上演されている。